職業訓練校での体験から学んだこと
職業訓練校に通ったことで、私にとって衝撃的な事実に気づかされました。
それは、「環境に順応し、厳しいルールを受け入れる力」を持つ人が多い、ということです。
一方で、私はその環境に馴染むことができない自分を再認識しました。
厳格すぎるルールの現実
私が通っていた職業訓練校では、授業中に教室を離れるだけで「半休扱い」になるという厳しいルールがありました。
例えば、1限目にお腹が痛くなったとき、普通の学校なら「先生、トイレに行きたいです」と言えば済む話。
しかし、この訓練校では「教室を出る=半日欠席」という扱いになってしまいます。
これは予想以上に厳しい基準でした。
新米の先生と現場のギャップ
さらに、当時の新米の先生が取ったズレた対応が生徒たちの間で不満を生んでいました。
しかし、驚いたことに多くの人はその問題点を黙認していました。
数人は意見を述べていましたが、大半の人は状況を受け入れる道を選びました。
その選択には、正直なところショックを受けました。
自分自身の気づき
その状況を目の当たりにして、私は事務局に報告する行動を取りました。
その際、改めて気づいたのです。
自分は「おかしい」と思ったことを見過ごせない性格だということに。
そして同時に、厳しい環境に順応する「社畜力」には向いていないことも実感しました。
この経験を未来につなげて
この経験を経て、環境に順応する力と、問題に向き合い改善を求める力、そのどちらも価値があると感じました。
社会で生きていく上で、この両者のバランスを見つけることが大切だと学びました。